カペラの定期公演は17日まで見れるそうです.前半のモテット・ミサは僕も聞き逃していたので助かります.
カペラ ジョスカン・デ・プレ没後500年記念演奏会 1『サルヴェの祈り』終演
残念ながら所用で第一部を聞くことができませんでしたが,それでも聞き応えのあるコンサートでした.20年あまりのジョスカンにかける情熱の結実した一点の曇りもない演奏でした.この素晴らしいグループの演奏がコロナ禍で聞けなくなるなどということのないよう,僕も寄付をする予定ですが,聞かれた方はぜひ寄付をおねがいします.
*寄付額は自由です。
— ヴォーカル・アンサンブル カペラ🌹1月15日(金)公演は無観客配信 (@cappellajp) January 15, 2021
*振込先はいつもとは異なります。ご注意ください。
ご寄付の際、事務局まで、お名前・ご住所をお伝え頂けましたら、本公演プログラム冊子を郵送させていただきます。
フォンス・フローリス
contact@fonsfloris.com pic.twitter.com/36XKElS1zU
カペラ ジョスカン・デ・プレ没後500年記念演奏会 1『サルヴェの祈り』
ジャン・ムトン ミサ "Dictes moy toutes vos pensées"
カナダのトロントにあるカトリックの Holy Family Parish 教会の荘厳ミサ.ジャン・ムトンのミサ "Dictes moy toutes vos pensées" とモテットAve Maria が組み込まれています.
ピエール・ド・ラ・リュー『サルヴェ・レジーナ (I)』
新春の midi にアップロードしようかと思っていたのですが,すっかり遅くなってしまいました.
4声のモテットなのですが,一つの声部に音部記号が4つついて,休符を挟んで別々の音高で開始して4声のカノンになっています.後半部分にやや不協和音の目立つところがあるのですが,ラ・リュー自体,少し不協和音に寛容というかルーズで,それがまた独特のスタイルだったりもするので,オリジナルの楽譜の誤写かどうかちょっと分かりかねています(少なくとも一致記号 signum congruentiae が一拍早い音符についているという誤写はありました).まだ色々ためしてから,曲想などをつけないと無駄になってしまうので,とりあえず,ベタ打ち状態です.
ピエール・ド・ラ・リュー『サルヴェ・レジーナ (I)』
Pierre de la Rue "Salve, regina"
1月15日のカペラのジョスカン・モテット演奏会で歌われるジョスカンの『サルヴェ・レジーナ』は,ミュンヘン大学に所蔵されている写本の写しを使うそうですが,実はラ・リュー『サルヴェ・レジーナ (I)』は,その写本にすぐあとに書写されていて,僕もそれを使って midi を作りました.たまたまラ・リューの演奏されていない曲を midi にしようかと思っていて選んだだけなのですが,すごい偶然です.
4声のモテットなのですが,一つの声部に音部記号が4つついて,休符を挟んで別々の音高で開始して4声のカノンになっています.後半部分にやや不協和音の目立つところがあるのですが,ラ・リュー自体,少し不協和音に寛容というかルーズで,それがまた独特のスタイルだったりもするので,オリジナルの楽譜の誤写かどうかちょっと分かりかねています(少なくとも一致記号 signum congruentiae が一拍早い音符についているという誤写はありました).まだ色々ためしてから,曲想などをつけないと無駄になってしまうので,とりあえず,ベタ打ち状態です.
ピエール・ド・ラ・リュー『サルヴェ・レジーナ (I)』
Pierre de la Rue "Salve, regina"
1月15日のカペラのジョスカン・モテット演奏会で歌われるジョスカンの『サルヴェ・レジーナ』は,ミュンヘン大学に所蔵されている写本の写しを使うそうですが,実はラ・リュー『サルヴェ・レジーナ (I)』は,その写本にすぐあとに書写されていて,僕もそれを使って midi を作りました.たまたまラ・リューの演奏されていない曲を midi にしようかと思っていて選んだだけなのですが,すごい偶然です.